土湯温泉のエコ活動をご紹介。温泉熱を利用したバイナリー発電に取り組んでいます。

エコ 温泉地宣言

再生可能エネルギー発電に取り組んでいます!

土湯温泉では、再生可能エネルギー発電事業や温泉熱を活用したニューエコツーリズムにも取り組んでいます。
日頃見ることが出来ない源泉地域と発電施設をガイドと一緒に見学、体験することができ、土湯温泉の「エコ温泉地宣言」を楽しむことが出来ます。
※12月~3月末まで冬期間はツアー休止とさせていただいております。

通常は入場できない源泉地内にある発電所を見学もしくは視察としてご案内するツアーがございます。

土湯温泉のバイナリー発電所は、現在温泉街へ温泉を供給している源泉のひとつである16号源泉を活用しています。
温泉熱を利用し、ノルマンペンタン(液体、沸点36℃)を有機熱媒体として、気化させます。

温泉熱で気化されたノルマンペンタンでタービンを回し電気を起こします。
タービンを透過したノルマンペンタンは10℃の冷たい湧水で冷やされ、もとの液体に戻ります。
バイナリー発電では、このサイクルの繰り返しで電気を起こします。

尚、利用された蒸気と温泉水は、従来通り湧き水と混合し温泉として活用されます。

蒸気・熱水も冷水も一旦バイナリー発電装置を経由

eco宣言 01 バイナリー発電

再生可能エネルギー分野の先進地として、荒川の上流にある土湯温泉の温泉熱を活用したバイナリー発電を行っている発電所施設をご見学いただけます。

磐梯朝日国立公園内にある発電施設は、自然景観に配慮した設備であり、渓谷の景色も見学しながらお楽しみいただけます。

eco宣言01 バイナリー発電

eco宣言 02 小水力発電

東鴉川小水力発電所では、温泉町を流れる東鴉川に設けられた第三砂防堰堤間の落差を利用して発電を行っています。
取水口がある第3砂防堰堤は昭和27年(1952年)に建設され、登録有形文化財土木遺産にも登録されています。
体験学習施設がある発電所には散策路を通ってアクセスできるだけでなく、第三砂防堰堤近くにある展望デッキからは取水口設備をご覧いただけます。

eco宣言02 小水力発電